ポテトチップスは、LDL(悪玉)コレステロールを上げる!
ポテトチップスが日本で大流行したのは、1980年代後半に「カウチポテト族」という言葉が流行してからです。
「ソファに座ってポテトチップスを食べながらテレビを見る」という若者風俗がありました。
そのポテトチップスが、健康に対して悪影響を及ぼしています。
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目次
ポテトチップスがLDLコレステロールを上げる
ポテトチップスはLDLコレステロールを上げてしまい、食べすぎは中性脂肪も上げてしまいます。
このため、肥満の原因になったり動脈硬化を招いて心臓疾患の原因になったりするのです。
この原因は、ポテトチップスを揚げている油にあります。
ポテトチップスを揚げている油には、ほとんどのものにトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸のせいで、ポテトチップスが健康に悪影響を与えているのです。
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸は、大量に摂るとLDLコレステロールを増やし、HDLコレステロールを減らす働きがあります。
HDLコレステロールを増やすことによって、回収しきれないLDLコレステロールが血管中に滞留し、血管壁に付着して動脈硬化の原因となります。
トランス脂肪酸は大量に摂取すると、心臓疾患や動脈硬化の発症率を上げてしまうというデメリットがあるため、諸外国で次々に使用が禁止されています。
アメリカでは2018年までに、すべての食品に対して添加物としてのトランス脂肪酸の使用を全面禁止するようFDAが定めました。
日本では、2011年にトランス脂肪酸の情報開示に関する指針としてトランス脂肪酸の使用状況を表示するよう話し合いが進んでいましたが、先送りにされています。
そのため、ポテトチップスに関してもトランス脂肪酸の表示はありません。
トランス脂肪酸は健康に対するデメリットもあるのですが、食味や風味を良くするために、ほとんどの加工食品に使われている油の中に入っています。
自然界にも微量ですが存在します。
トランス脂肪酸の種類は多く、どのトランス脂肪酸が健康に深刻な被害を及ぼすのかについては分かっていません。
トランス脂肪酸は、認知症やアレルギー、動脈硬化や心疾患との深い影響を疑われていながら、日本で販売されているポテトチップスにおいては「植物油脂」「植物油」を使用しているものにはすべて含まれているといってよいでしょう。
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トランス脂肪酸の入っていないポテトチップスはある?
少しですが、あります。
Kettle Foodsのポテトチップスシリーズ
アメリカ発のポテトチップスです。
普通にスーパーでは売られていないので、輸入ショップなどで手に入れるか、通販で手に入れるかしかありません。
トランス脂肪酸ゼロに加えて、グルテンフリーです。
このほか、 アメリカやオランダ発のポテトチップスにはトランス脂肪酸フリーの製品が多いので、輸入ショップで探すのも一つの方法です。
小池屋 ポテトチップス
小池屋のポテトチップスは、米油とパーム油で揚げています。
そのため、トランス脂肪酸がほぼフリーです。ゼロではありません。
オリーブオイルポテトチップス
オリーブオイルで揚げたポテトチップスは、トランス脂肪酸がほぼフリーなものが多いです。
製品はたくさんあるので、輸入ショップなどで手に入れましょう。
一部国内スーパーで輸入し始めたところもあるようです。
サッポロ ポテかるっ
日本では珍しい、トランス脂肪酸ゼロのポテトチップスです。
2011年に発売され始めたこの商品は、国内トランス脂肪酸フリーの先駆け的商品です。
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2018/05/23