魚肉ソーセージがコレステロールを減らす

魚肉ソーセージといえば、調理要らずで食べられるダイエットのお供にピッタリの食材です。

ダイエットだけでなく、魚肉ソーセージにはコレステロールを下げる効果もあります。

DHA効果でコレステロールを減らす

魚には魚油の部分にDHA（ドコサヘキサエン酸）が含まれています。

 神経細胞のひとつ、ニューロンの生成を高める特徴から「ボケ防止」「記憶力増強」で有名になりました。 

DHAには脳に与える影響とともに、血液にも影響を与えます。

血液の凝固を防ぎ、さらさらの血液を作る効果があるので、悪玉コレステロールが血管壁に付着するのを防いだり、血栓が凝固するのを防ぎます。

DHAは、網膜や視神経にも良い影響を与えます。

人の体では作り出せない栄養素なので、食品から摂取する必要があります。

特に青魚といわれる、イワシやサンマ、サバに多く含まれています。

魚肉ソーセージにもDHAは含まれています。

 魚肉ソーセージを食べることによってDHAが摂取できるため、魚肉ソーセージにはコレステロールを下げる働きが期待できるのです。 

魚肉ソーセージにはDHAはどのくらい含まれているの？

普通の魚肉ソーセージには、100gあたり0.8gのDHAが含まれています。

メーカーによって違いはありますが、大きいもので1本90gが普通です。

だいたい0.6～7gのDHAが摂れます。

マルハが製造しているDHA入り魚肉ソーセージは1本につきDHAが1.8g入っています。

参照サイト：マルハ
http://www.maruha-nichiro.co.jp/resara/index.html

DHAは1日1gを目指すことで血液の状態を良く保て、コレステロールや中性脂肪を下げる効果があるといいます。

 DHA魚肉ソーセージを使って中性脂肪の変化を調べたところ、1日1本を4週間続けた結果、中性脂肪値を平均で約59mg/dl減らすことができたというデータがあります。 

 コレステロールも脂肪酸なので、中性脂肪が減少したということはコレステロールも減少したということが推測されます。 

魚肉ソーセージは小腹がすいたときのおやつ代わりにもなりますし、タンパク質も豊富なので腹持ちの良い食品です。

ただし、塩分の摂りすぎには注意が必要です。

DHAを摂取することを目的として魚肉ソーセージを食べる場合には、DHA入りの製品を選ぶとよいでしょう。

ダイエットにも最適、魚肉ソーセージレシピ

魚肉ソーセージはDHAだけでなく、良質のタンパク質も含まれています。

そのため、腹持ちが良く、栄養不足になる心配もありません。

上手に食事に取り入れて、健康的な体作りに活用しましょう。

魚肉ソーセージと豆腐のチャーハン

過剰エネルギーになりやすい糖質（ご飯）の代わりに、豆腐を使ったチャーハンです。

• 豆腐　2分の1丁（レンジにかけて水切りをしておく）
• 野菜　好みの量
• 魚肉ソーセージ　1本

魚肉ソーセージと野菜を炒め合わせ、水切りした豆腐を加えて炒め合わせてお好みの味付けをします。

ポトフ

• ジャガイモ
• ニンジン
• 玉ねぎ
• 魚肉ソーセージ
• その他、お好みの野菜

家にある野菜（根菜）と、魚肉ソーセージをコトコト煮れば、ポトフになります。

野菜に豊富に含まれる食物繊維も、コレステロールを小腸内で吸着して体外に排出してくれる効果があります。

中華炒め

カロリーの低い野菜と魚肉ソーセージを炒め合わせれば、立派な一品になります。

XO醤（エックスオージャン）を使えば中華風の味になります。

和風にするときはかつおだしでどうぞ。

• もやし
• えのき

など、お好みの野菜

• 魚肉ソーセージ

野菜の大きさに合わせて切って、炒め合わせるだけです。

調味料を変えることによって好みの味になります。

いろいろなアレンジが楽しめる食材なので、食事に取り入れやすいのが特徴です。

塩分があらかじめ含まれている食品なので、塩分の摂りすぎにはくれぐれもご注意ください。