40代女性のコレステロール値【高い場合の改善方法は?】
40代女性のコレステロール平均値を知っていますか?
この年代の女性は、何としてもコレステロールを平均値に保っておきたい理由があります。
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40代女性のコレステロール平均値
40代女性のコレステロール平均値は次の通りです。
総コレステロール:201mg/dl
HDLコレステロール:62mg/dl
LDLコレステロール:113mg/dl
コレステロールの正常値は、次の通りです。
総コレステロール:150~199mg/dl
HDLコレステロール:40以上
LDLコレステロール:70~119mg/dl
総コレステロールの平均値は正常値を少し上回る程度、LDLコレステロールに至っては、もう少しで正常値を越えてしまいます。
ですが、40代女性は正常値にコレステロール値を抑えておきたい理由があります。
閉経後、50%の女性が異常値に!
40代後半から50代前半にかけて、約50%の女性が脂質異常症の診断基準となる数値になってしまいます。
これは、閉経が原因です。
閉経してしまうと、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少します。
エストロゲンはLDLコレステロールの分解と排泄を促進する働きや、HDLコレステロールの合成を促進する働きがあり、体を動脈硬化から守ってくれているホルモンです。
若年層では圧倒的に心筋梗塞などの血管トラブルが女性に少ないのは、エストロゲンのおかげといっても過言ではないでしょう。
大事な役割を果たしていたエストロゲンは、閉経と同時に減少します。
エストロゲンが働きを縮小することによって、LDLコレステロール値は増加し、HDLコレステロールの合成能力は下がります。
総コレステロールも増え、動脈は柔軟性を失って硬化しやすくなってしまいます。
40代前半のうちからLDLコレステロールが高い場合、これから来るLDLコレステロールの急激な上昇を受けると脂質異常症になってしまいます。
脂質異常症は、メタボリックシンドロームや動脈硬化の発症リスクの高い症状です。
元気で長生きのためには、この事態は避けて通らねばなりません。
そのために、40代ではコレステロールを正常値の中に収めておかなくてはなりません。
健康診断結果。悪玉コレステロールが妙に高くて、善玉が、妙に少なくなってる。そして太り気味、、そんな油っぽいものとか肉とか食べてないのになあ。調べたら更年期にかかる40代半ばあたりから女性ホルモン減少に伴い、善玉が極端に減少して相対的に悪玉が増えるってのがあるらしい。><
— 守護画家Yogika (@cosmos0505) 2013年6月18日
コレステロールを下げるには
コレステロールを下げるには、女性外来や更年期外来、婦人科で女性ホルモンのチェックを受けるという方法があります。
急激なコレステロールの上昇がホルモンの減少によるものだと診断されれば、ホルモン補充療法(HRT)を受けることができます。
足りなくなったエストロゲンを補充することによって脂質異常を改善することができます。
また、これによってつらい更年期障害も緩和することができます。
ホルモン補充療法には、コレステロールを下げたり全身の脂質を下げたりする効果のほか、骨密度を改善したり、認知症や糖尿病、大腸がんの発症率を低下させる効果もあります。
コラーゲンを再生する効果もあり、女性の健康と美容に大いに役立ちます。
ホルモンの減少には個人差があるので、閉経の前後にエストロゲンの値が治療範囲になってから始めるのが一番効果が高いようです。
コレステロールが上昇しても、自覚症状はありません。
脂質異常症と診断されても、自覚症状はないのが普通です。
そのため、気を付けて健康診断等を受けておかないと、自分のコレステロールが異常値なのか正常値なのかわからない状態です。
自覚症状が出ることもありますが、その時はもう脂質異常症になってしまっている例が多いようです。
代表的な自覚症状は、皮ふ黄色腫(5mm以上の黄色い脂肪の塊が中にある盛り上がり)です。
これができてしまうと脂質異常症疑いで検査が必要です。
心筋梗塞や脳卒中が起こってから気付いても遅いので、40代のうちから「コレステロールが上がる可能性がある」ということに注意していてください。
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2018/05/22