内臓脂肪とコレステロールの関係【両方とも減らすには?】
健康診断の結果、コレステロールが高いと内臓脂肪のことも合わせて注意される方が多いようです。
コレステロールと内臓脂肪には密接なかかわりがあり、放っておくと病気の原因になってしまうからです。
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「脂肪細胞は思春期以降は増えない」は嘘だった!
血液中の中性脂肪が、内臓の周りにある脂肪細胞に蓄積されたものを「内臓脂肪」と言います。
脂肪細胞には、脂肪をため込む性質があるため、内臓脂肪が多い人の脂肪細胞は、通常の脂肪値の人の脂肪細胞の2~3倍に肥大している状態です。
この脂肪細胞は長い間、「幼児期や思春期までは増えるが、その後は脂肪細胞の量は変わらない」といわれてきました。
ところが、思春期を過ぎても脂肪細胞は増え続けるということが分かりました。
通常20歳前後の成人に400億個あるといわれる脂肪細胞は、肥満した人には800個以上あるともいわれます。
脂肪細胞は一度できてしまうと、痩せて脂肪を放出しても小さくなるだけで、数は減りません。
また取り込めるものが見つかればすぐに脂肪を取り込んで肥大するのです。
脂肪細胞の寿命は10年。かなり長生きする細胞です。
脂肪細胞が増えすぎると病気の原因物質が増える
脂肪細胞は、アンジオテンシンⅡという物質を分泌します。
この物質は、血圧を上げる作用があります。
アンジオテンシンⅡが増えすぎることによって、必要以上の高血圧症になる原因になります。
また、アディポサイトカインの中のTNF-α、MCP-1の分泌量も増え、免疫系の炎症を引き起こす原因となります。
TNF-αは糖尿病の発症と関係があり、MCP-1は動脈硬化の発症と関係がある物質です。
脂肪細胞が増えつつある状態は、血液中の余剰エネルギーである中性脂肪が多くなっている状態です。
中性脂肪はHDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らし、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やしてしまう働きがあります。
内臓脂肪が肥満している状態は、悪玉コレステロール値を増加させると同時に、脂肪細胞が分泌する物質のせいで動脈硬化や糖尿病のリスクをぐっと上げることにつながってしまうのです。
コレステロールと内臓脂肪の減らし方は同じ
コレステロールも内臓脂肪も、減らし方は一緒です。
食事に気を使うこと、適度な運動をする習慣をつけることが大事です。
適度な運動をする習慣は、体に筋肉をつけることにもつながります。
体に筋肉をつければ、筋肉によって基礎代謝量が上がり、消費するエネルギー量が増えて肥満の解消につながります。
コレステロールも内臓脂肪も、人の体になくてはならないものです。
ですが、増えすぎると逆に命に対するリスクになってしまいます。ほどほどをめざしましょう。
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