えごま油の悪玉コレステロールへの効果とは?
えごま油は健康に良い植物油と言われています。
その理由はコレステロールを下げたり、脂肪をつきにくくする効果があるからです。
そんなえごま油を日々の生活に使って悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を予防しましょう。
どんな油なのか、使い方などもお伝えしていきます。
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目次
えごま油の主な成分は?
多価不飽和脂肪酸と言われる脂肪酸を豊富に含み、その中でもオレイン酸、αリノレン酸、リノール酸を多く含んでいます。
また、βカロチン、ビタミンE、Kを含みます。
えごまは亜麻仁油にそっくりですが、えごまにはコレステロールが含まれていないのが特徴です。
αリノレン酸は、緑黄色野菜の中でも葉物に含まれています。
人が必要とするαリノレン酸は2g程と言われているため、野菜で補うのには2キロ近い野菜を必要になってしまいます。
野菜のみではなく、こうした油や他の食材から摂るのが良いでしょう。
多価不飽和脂肪酸のバランスが良いえごま油
えごま油は必須脂肪酸のリノール酸、αリノレン酸が豊富に含まれています。
リノール酸とαリノレン酸は一緒に摂ると良いとされていますが、リノール酸が多くなりすぎない方が良いのです。
リノール酸は必須脂肪酸なので摂った方が良いのですが、摂りすぎると逆に血液を固まりやすくしたり、アレルギーを起こしやすいことがわかってきました。
そしてHDLコレステロールを下げ過ぎてしまうため、この2つの成分はバランスが肝心なのです。
αリノレン酸の作用は?
αリノレン酸は、体内でEPA・DHAに変化するのが特徴です。
EPAはエイコペンタエン酸とよばれるもの、DHAはドコヘキサエン酸とよばれており、脳の神経細胞に働きかけてくれます。
アルツハイマー病やうつ病にも効果的と言われています。
血中コレステロールの低下、血圧低下、抗アレルギー、脂肪を溶かして脂肪をためにくくする作用もあります。
えごま油の使い方
えごま油は熱に弱いため、加熱はしません。ドレッシング、和え物に使います。
小さじ1で約4グラム=36.8キロカロリーになります。
これでαリノール酸の量は十分摂れています。体に良いからと言って摂りすぎは禁物です。
油なので料理に少しずつ使ってみましょう。
他の食材にもαリノレン酸は含まれていることを忘れないようにしましょう。くせのない使いやすい油です。
えごま油のおすすめの食べ方
油で摂る場合はドレッシング、和え物がほとんどです。
シンプルに生野菜にえごま油、レモン汁、好みでひとつまみのお塩でも十分美味しいです。
お醤油とえごま油で和え物ができます。
豆腐を水きりして擦りばちでよく擦って、えごま油とお醤油で白和えの元を作ります。
梅ペーストとえごま油、好みでお醤油ほんの少々でも良いですよ。
我が家はほとんどの和え物、ドレッシングを上記2つの方法で食べています。
くせがないので、調整しやすいのも特徴なのかもしれません。
また、えごまはしそ科の植物で、種を炒って食べても美味しいのです。
ずばり「えごま」のままで食べてみて下さい。
軽く炒ってすり鉢で擦る、白ごま、黒ごまとはまた違った美味しさです。
えごまプチレシピ:えごまだんご
白玉粉でだんごを作っておく。たれに炒ってすり鉢で擦ったえごまを使います。
甘味は濃縮してある玄米の甘酒を使うと美味しいですよ。
なければ甜菜糖とえごまであわせてほんの少し、お醤油を垂らします。
まとめ
福島県ではえごまのことを「じゅうねん」と呼んでいるのです。意味は「十年長生きできる」という意味だそうです。
えごまの成分の難しい理論はさておき、自分たちで育てた植物の中でえごまに親しんできたのでしょう。
植物は本当に大地の恵みです。
人間に必要な物はほとんど植物(海藻も含む)や穀物で補えてしまうのでは、と思ってしまうくらい植物のもの成分の力は計り知れないですね。
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