悪玉コレステロールとうつ病の関係とは?
悪玉コレステロールは下げればよいというものでもありません。
悪玉コレステロール、総コレステロールの量はうつ病と密接なかかわりがあることがわかっています。
うつ病とは
精神的・肉体的なストレスが重なり、ストレス状態が継続することによって、脳の機能障害が起きる病気です。
脳がうまく働かないことによってネガティブになり、自分がダメな人間だと感じ、ストレスに対して対抗する気力を失います。
厚生労働省の調査によると、2008年には104万人を超える患者数がいるといわれているのがうつ病です。
物事をポジティブに考えることができなくなるため、自殺を選択してしまう人がいるのも特徴です。
ストレスの原因については個人差があります。
ですが、現在はうつの状態になった場合は薬物治療で症状を和らげることができます。
治療薬は、セロトニンという快楽物質を脳に吸収させやすくする薬です。
セロトニンはアミノ酸であるトリプトファンを原料とします。
血小板から放出され、脳内のセロトニン量を増やしてうつ状態になるのを防ぎます。
多幸感を得ることもできるので、うつを治療するのにはセロトニンを増やすのが一番だといわれています。
血小板から放出されるセロトニンは、脳まで運んでもらわなければ供給できません。
セロトニンの脳までの運搬役が、悪玉コレステロールなのです。
悪玉コレステロールの働き
悪玉コレステロールが「悪玉」と呼ばれているのは、動脈硬化を促進させたり、善玉コレステロールの働きを阻害するためです。
絶対的に悪いわけではなく、体を動かしている重要な物質です。
増えすぎると健康に害を与えますが、ゼロでは人間は生きていけません。
悪玉コレステロールはセロトニンを運搬するため、コレステロールが下がるとうつになります。
セロトニンの原料はトリプトファンです。
トリプトファンは肉に多く含まれていますので、うつ病克服のために定期的に焼き肉宴会をする治療法を採用している治療所もあるようです。
肉を食べると、悪玉コレステロールが増えます。
そして、トリプトファンも摂取できますので、セロトニンと運搬役が両方そろうことになり、この治療法は理に適っているといえます。
うつ病の治療薬に、セロトニンを増やす働きのあるものはありません。
セロトニン受容体を増やし、脳に取り込める量を増やす薬がほとんどです。
そのため、セロトニンの量そのものが少ないと効果が薄くなります。
セロトニンが少ない状態の心理状態が内面に向かってしまうとうつになります。
外的方向に向かってしまうと、暴力行為などに走る衝動的な性格になります。
フィンランドのビルクネン博士が、犯罪者とコレステロール値の関係を調べた研究があります。
コレステロールが低い人は殺人や暴行という直接の危害に走りやすく、逆にコレステロール値が高い人は詐欺などの知的犯罪に走りやすいという結果が出ているようです。
参考サイト:キューピー
http://www.kewpie.co.jp/know/cholesterol/cholesterol_04.html
悪玉コレステロール、高すぎるのはNG
うつを防ぐ働きがある悪玉コレステロールですが、では、多いほうが良いかというとそんなことはありません。
悪玉コレステロールが多いと、血管が硬化する「動脈硬化」が起こります。
血管が柔軟性を失い、血管壁に脂質が付着することにより血流が悪化します。
血流が悪化すると、脳内に必要な酸素や栄養素を供給することができません。
もちろんセロトニンも運搬されても脳内の受容体に届く量が減少しますので、かえってうつ病の原因になるという説もあります。
悪玉コレステロールの量も注意が必要ですが、善玉コレステロールの量もぜひ気にしてください。
善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが良ければ、総コレステロール量が少々高くても問題はないとされています。
悪玉コレステロールの害は、善玉コレステロールの働きによって緩和されます。
2種類のコレステロールがバランスよくあるかどうか、健康診断の結果などを眺めてみてください。
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