タバコとコレステロールの関係【禁煙すると悪玉下がる?】
たばこをやめると、コレステロールや中性脂肪値は下がります。
たばこをやめた方が健康に良いのは、心のどこかでわかっていることでしょう。
しかし、一度吸い始めてしまうとやめられないのが「たばこ」。
なぜ、たばこを吸うのか?タバコにはどんな害があるのか?
なぜコレステロールが下がるのか?を知っておきましょう。
喫煙のデメリット
特定保健指導の対象者は、『腹囲、血糖、脂質、血圧』の数値で判断していきます。
腹囲:男性85センチ以上、女性90センチ以上もしくはBMIが25以上
血糖:空腹時血糖が100mg/bl以上、もしくはHbA1cが5.6%以上
脂質:中性脂肪150mg/dl以上もしくはHDLコレステロール40mg/dl
血圧:収縮期130mmHg以上、拡張期85mmHg以上
血糖:空腹時血糖が100mg/bl以上、もしくはHbA1cが5.6%以上
脂質:中性脂肪150mg/dl以上もしくはHDLコレステロール40mg/dl
血圧:収縮期130mmHg以上、拡張期85mmHg以上
いくつ当てはまるかで、対象者になるかならないか判断していきます。
血糖、脂質、血圧の2つ以上該当すると指導対象者になりますが、じつは1つでも喫煙者はプラス1ポイントとなるので指導対象者になります。
ただただ喫煙は体に悪いから加点されているのかと思いましたが、根拠がありました。
タバコはさまざまな病気の原因に!
肺がん、慢性気管支炎、肺気腫の原因となります。いわゆる肺に影響を与えます。
たばこの中の成分が中性脂肪、LDLコレステロールを増加させ、HDLコレステロールの減少するため、動脈硬化の原因をつくってしまいます。
だから、特定保健指導のチェックの時に加点されるのですね!
動脈硬化になると、糖尿病のリスクもあがってしまいます。
血管が収縮するので、高血圧にもなってしまいます。
生活習慣病になってしまうリクスが上がってしまいます。
アルコール摂取すると、血管が拡張して血流がよくなりますね。
ほどほどのアルコール摂取は体に良いのですが、飲み過ぎると脱水をおこし、血液がドロドロになりやすくなります。
タバコを吸うと血管がキューっと収縮するので、今度はなんだか寒く感じるのです。
なので、アルコール摂取してタバコを吸う、という交互の行為は短時間に拡張と収縮をものすごい勢いで繰り返しており、身体に負担をかけています。
喫煙は体内に活性酸素を発生させるため、老化現象を引き起こしているのと同じ状態です。
血管のホースに例えると古い硬いホースを作っているのと同じ状態。
また、抗酸化作用のあるビタミン類を破壊してしまうため、さらに酸化がすすんでしまいます。
お肌の老化もすすんでしまうので、シワ、たるみの原因にもなります。
だから禁煙するとLDLコレステロール、中性脂肪が減る可能性がでてくるのです。
もちろん、糖尿病の予防もできます。
禁煙の取り組み
厚生労働省ホームページより、タバコについてのページをピックアップしてみました。
「たばこ対策に役立つ出版物やホームページ」
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/manual/02-2.html
「たばこ依存症の治療と禁煙方法」
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/izonshou/03.html#12
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/manual/02-2.html
「たばこ依存症の治療と禁煙方法」
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/izonshou/03.html#12
国でも色々な取り組みがされており、喫煙の健康に対する悪影響について広報活動しています。
ただし、たばこに依存してしまうとなかなかやめることができず、行動療法や薬物療法に真剣に取り組んでようやくやめられる人もいるようです。
厄介なのがアルコール中毒で亡くなる人はいても、たばこ中毒で亡くなる人って聞きませんよね。
たばこを吸って直接、死亡につながるのではなく、たばこを吸うことにより健康を害してさまざまな病気になる、これがとても怖いのです。
たばこを吸っている時間って?
人は1日中いろいろなことをしています。
ある友達が「たばこ吸いに行かないと、まともに休憩がとれないんだよね」と言いだし、禁煙してたのに喫煙を再開してしまいました。
どういうことかと言いますと「たばこを吸ってきます」と言って外にでるのをよし、としている会社は「喫煙者はそのたびに休憩がとれる」からです。
たばこ吸いながらぼーっとして缶コーヒー飲んで。
リフレッシュする時間は必要ですが、たばこ吸うたびに休憩ってどうなんだろう、って考えてしまいます。
その分、サクサク仕事して残業しないで帰った方が良いのに。
また、一緒に煙を吸っている人にも悪影響を与えています。受動喫煙です。
たばこを吸っている人はフィルターを通して吸っているが、まわりの人はフィルターを通さない煙を吸っているのと同じです。
自分だけでなく、人にも害を及ぼしている、と考えたらやめよう!と思いませんか?
生活習慣を変える
とても難しいと思いますが、人の行動は全て習慣でできています。
おそらく、ほぼ同じ時間に起きて、同じ順序で準備を進めているでしょう。
たぶん、玄関を先にでる足も決まっているのでは?それくらい、行動は習慣化されています。
その生活習慣に「たばこ」が組み込まれているに違いありません。
それを崩していくのは大変かと思いますが、少しずつやるしかないのではないでしょうか?
朝、起きたらたばこを吸う人はその時間に「たばこ以外の何か」を当てはめます。
静かに過ごす時間を作る
たばこを吸っている人はずっと何かをしています。実はあんまりぼーっとできていません。
手に持っているし、口で吸っているし、色々なところを動かしています。
口が寂しい、手が寂しいと言ってたばこをやめられない人もいます。
実際にストレスの解消にはなっていないし、気持ちを紛らわしてるだけです。
気持ちを紛らわすなら他の方法でおこない、ストレスについては軽減できるような策を練った方が良いですよね。
それには時にはじっと自分をみつめられるような静かな時間が必要かもしれません。
まとめ
たばこは健康を害してしまいます。
肺の病気やがんだけではなく、コレステロールや中性脂肪も増やしてしまい、動脈硬化の原因となってしまうのです。
太い血管がやられてしまう、ということは心疾患も引き起こしやすいということになります。
1日も早くたばこはやめて、コレステロールや中性脂肪の数値に悪影響を及ぼす根源を絶って下さい。
健康で過ごすためにはやはり、生活習慣を変えていく努力が必要なのです。
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2017/04/22