糖尿病とコレステロールの関係【食事療法はどうする?】

血糖値とコレステロールが高い男性
糖尿病と高コレステロールを併発している人は珍しくありません。

どちらも食事治療を必要とする症状ですが、2つの食事を考えなければいけないとき、食事療法を間違うと命の危険があります。


糖尿病とコレステロールの関係


 糖尿病は、脂質異常症とセットになる場合が多い病気です。 

 脂質異常症は、中性脂肪とコレステロールが異常に高い状態になることなので、糖尿病と高コレステロール値はセットになることが多いといえます。 

糖尿病はインスリンの分泌異常に原因があります。

糖質を分解するためのインスリンが不足するため、ブドウ糖を処理することができずに血液中に放出してしまっている状態のことです。

体はブドウ糖を分解することによってエネルギーを得ています。

ブドウ糖が分解されないまま血液中に放出されてしまっているので、体のエネルギーは筋肉中に保存されている中性脂肪を分解して使います。

ところが、筋肉中の中性脂肪を分解しても、消費しきれる量ではありません。

余った中性脂肪はまた肝臓に戻り、中性脂肪やコレステロールの材料になります。

ブドウ糖もエネルギーにはならず、血液中に放出されている分が肝臓で中性脂肪やコレステロールとして合成されます。

糖尿病になると、中性脂肪やコレステロールがどんどん増えていくのは、このような仕組みによるものです。

また、お互いに影響しあって増えていくので、 糖尿病になってしまうとコレステロール値を生活習慣だけで下げるのは大変難しいということが言えます。 

この場合は薬物治療を勧められることが多いのですが、命を守るためなので薬物治療はしっかり受けましょう。

そのうえで、運動の習慣や禁煙、禁酒、バランスの良い食事などを心がけ、生活習慣を見直すことによって糖尿病と脂質異常症を直していきましょう。



糖尿病の食事と高コレステロールの食事、どちらを優先すればいい?


これを間違うと大変です。糖尿病の食事を必ず優先してください。

糖尿病の食事とコレステロールを下げるための食事は違います。


糖尿病の食事


  • 糖質を控えめにする
  • 味付けは薄味、塩分の摂りすぎにも気を付ける
  • 脂質を控える
  • 油は上手に摂取する
  • アルコールは原則禁止
  • 菓子や甘い飲み物も原則禁止


  • コレステロールを下げるための食事


  • 脂質、飽和脂肪酸の摂りすぎに注意
  • 肉や卵の摂取回数を減らす
  • 乳製品の摂りすぎに注意
  • 食物繊維を十分摂取する

  • コレステロールは適度な量の飲酒によって下がることもあるため、コレステロールを下げる目的の食事を調べると、「適量の飲酒は望ましい」と書いてあるものがあります。

    コレステロール単体は確かに適量の飲酒習慣によって下がるためです。

    コレステロールが高いことによっておこる脂質異常症は病状によって飲酒の可否が異なります。

    必ず医師の指示を仰ぎましょう。

     コレステロールに対しては許容範囲のある飲酒ですが、糖尿病を患っていると飲酒の習慣は命取りです。 

    アルコール飲料はカロリーが高いうえに、糖質が原料となっているものが多いためです。

    分解されない糖質は、ブドウ糖として血液中にあふれ、また肝臓で中性脂肪やコレステロールとして合成されます。

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    もし糖尿病の人が食事治療を守らないとどうなる?


    糖尿病の人が食事治療を守らないと、血糖値が高い状態が続き、血管がもろくなり、次のような症状が出てきます。


    糖尿病網膜症


    失明してしまうことがあります。

     最初は網膜の血管が障害されることによる、目のカスミや視力低下が起こります。 

    悪化すると失明するため、糖尿病になると年に1度は少なくとも眼科検診を受ける必要があります。


    糖尿病腎症


    腎不全や尿毒症など、命に関わる症状になります。

    糖尿病は腎臓の働きを低下させてしまいますので、尿たんぱくが出たり、むくみが出たりという初期症状から始まります。

    腎不全になると、人工透析を受けなければなりません。

     人工透析は一度始まったらやめることはできません。一生続きます。 


    糖尿病神経障害


    神経が障害されることにより、痛覚を感じなくなる症状です。

    逆に、神経の痛みを感じる人もいます。

    痛覚を感じなくなる方が重症で、傷ができても感じないために、放置しているうちに傷部分が潰瘍や壊疽になることもある怖い病気です。

    糖尿病は血液の質が悪化します。

    そのため、傷ができても治りにくくこじれやすいので、神経障害からくる被害は深刻なものになってしまいます。


    動脈硬化


    糖尿病は動脈硬化のリスクを上げます。

     コレステロール値も高くなると動脈硬化のリスクを上げます。 

    そのため、2つの症状が一緒になっているととても動脈硬化の発症リスクが高くなります。

    動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞、脳梗塞などの原因となります。

    一命をとりとめても体や脳に障害が起きる可能性のある病気です。

    薬物治療や生活治療、運動治療に真剣に取り組み、糖尿病を悪化させないようにしましょう。


    毎年健康診断を受けよう


    糖尿病と脂質異常症(コレステロールが高すぎる状態)は、初期症状がほとんどありません。

    気づかないうちに進行し、異常を感じた時にはかなり進行していることがほとんどです。

     知らない間の進行を防ぐために、1年に1度は健康診断を受けましょう。 

    この2つの病気には、早期発見・早期治療が大変効果的です。

    特に糖尿病のほうは放っておくと、透析のような状態になってしまいます。

    すると取り返しがつきません。

    健康診断を受け、食生活や生活習慣を見直して元気に長生きしましょう。



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          2017/11/09

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