脳梗塞を予防する食事【血液サラサラ血栓を作りにくい食事】
脳梗塞は急に起きる病気です。
脳や命に重大な影響を与える脳梗塞にならないために、予防できる食事についてまとめました。
目次
脳梗塞は突然起きる
脳梗塞は、脳に血液を送る動脈がつまって起きる病気です。
血液には酸素が含まれていますので、動脈が詰まると脳に新鮮な酸素が行かなくなります。
血液が流れないことによって脳細胞は壊死してしまい、脳梗塞という現象が起きます。
脳梗塞は最大の要因として、高血圧が挙げられます。
コレステロール値や中性脂肪値が高い高脂血症や、糖尿病なども原因として挙げられます。
心臓の不整脈も脳梗塞の原因になり、心房細動を持っている人の5%に毎年脳梗塞が起きているともいわれています。
夏に多く、朝発症することが多い病気です。
血管が血栓で詰まることによって起きる病気ですので、体内から水分を失いがちな睡眠中~朝、夏場に発症することが多いといいます。
特に、睡眠中の発病は全体の4割に当たるといわれています。
脳梗塞の原因には自覚症状がない
脳梗塞の原因となる高血圧や高脂血症には、自覚症状がありません。
高血圧であっても、高脂血症であっても、日常生活で困ることは何もないため、放置されがちです。
健康診断の結果、高血圧や高脂血症などが指摘された人は早急に対策が必要です。
一度壊死した細胞が復活することはありません。
脳梗塞が発症してしまったら、できれば3時間以内に治療を開始すれば後遺症等が残らないで済むようです。
発症した人の45%が社会復帰ができるといわれる脳梗塞ですが、残りの55%は寝たきりになったり、車いすになったりします。
10%の人は亡くなります。
命と体に重大な損傷を与える脳梗塞は、ぜひ日々の食事で予防しましょう。
脳梗塞を予防する食事
脳梗塞を予防するためには、血栓を作りにくい食事にする必要があります。
よく「血液をサラサラに」という言い方がされますが、血液は食事によってドロドロにもサラサラにもなります。
青魚を食べよう
青魚に含まれている不飽和脂肪酸(DHA,EPA)は、血小板の働きを抑えて血栓を作りにくくする作用があります。
魚油の部分に含まれていますので、油をあまり落とさずに食べるようにしましょう。
いわし、サバなどは缶詰の物でも効果があります。
アザラシを主食にしているグリーンランド地方のイヌイットには、ほとんど心筋梗塞等が見られないという報告があります。
これは、アザラシが青魚を主食にしているためだという説もあります。
魚をぜんぜん食べられないという方には、サプリメントもあります。(下記ページ参照)
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納豆を食べよう
納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓溶解酵素です。
できてしまった血栓を強力に溶解する効果がありますので、血管を詰まらせる原因を取り除くことが期待できます。
クエン酸を摂ろう
梅干しなどに含まれているクエン酸は、血液が凝固する働きを阻害する効果があります。
クエン酸以外にも、お酢に多く含まれる酢酸にも同様の効果があります。
クエン酸の多く含まれている梅干しや、お酢などを日常的に取り入れることによって血栓を防ぐ効果が期待できます。
ビタミンEを摂ろう
ビタミンEは抗酸化作用のある物質です。
活性酸素の害を除去し、動脈硬化を予防する効果があります。
酸化した食品は体に悪影響を及ぼします。
特に外食産業やレトルト食品、スナック菓子で使う油は酸化してしまっていることが多いため、これらのものを食べると体の中でビタミンEが消費されます。
現代人はビタミンEが欠乏しやすい状態になってしまっているので、積極的にビタミンEを摂取しましょう。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類、たらこやキャビアなどの魚卵、小麦胚芽やカボチャなどに多く含まれています。
水分を摂ろう
夏や睡眠中に脳梗塞が起きることが多いのは、水分不足になるからです。
血液中の水分が減ると血液は粘度を増し、どろどろの状態になってしまいます。
食事時に大量の水を飲むのは消化液を薄めてしまい、消化力の低下に結びつくことがあります。
食事時を避け、こまめに水分を摂取しましょう。
外食の際に気を付けたいこと
外食で気を付けたいのは、油と塩分です。
日常の食事とは違い、外食はおいしく感じさせるために油と塩分を多用することがあります。
外食産業でつかわれている油はコレステロールを上げることが多い飽和脂肪酸が多く含まれている可能性があり、高い塩分は高血圧を促進してしまうことがあります。
ご飯をお代わりしないのは、摂取カロリーが過剰にならないためです。
摂取カロリーが過剰になると、肝臓はその余ったエネルギーを使って中性脂肪やコレステロールを作り出し、動脈硬化を進めてしまうからです。
最近は、外食産業も健康のためにカロリーや塩分量などを表示することが増えています。
塩分は成人男性で1日8g未満、成人女性で1日7g未満が2015年4月からの厚生労働省の基準値です。
お昼の外食で塩分がたくさんあるものを食べてしまったら、夜は薄味にするなど、一日のバランスを上手に考えましょう。
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