LDL(悪玉)コレステロールが高いとなる病気とは?

コレステロールが高くて体調が悪い人

「LDLコレステロールが高い」といわれても、日常生活で支障が出ることはそんなにないのが実情です。

でも、LDLコレステロールが高い状態を放置してはいけません。

病気の原因になったり、LDLコレステロールが高い状態そのものに何かの病気が隠れていたりすることがあるからです。


LDLコレステロールが高い状態を放置しておくと


LDLコレステロールが高い状態は、脂質異常症という病気です。

脂質異常症は放置しておくと、次の3パターンの結論になってしまいます。


動脈硬化が進み、命に関わる状態になる


LDLコレステロールが高い状態を放置しておくと、血管は弾力を失い、硬化していくだけでなく、血管壁にLDLコレステロールが付着することによって血栓の詰まりやすい状態になります。

この状態を動脈硬化と言いますが、動脈硬化はさらにいろいろな疾病の原因となります。


胆石症になり、胆のう炎や胆のうガンの原因となる


胆汁内にコレステロールが増えることによって起きる症状です。

激しい痛みを伴います。


二次性高脂血症の可能性を見逃す


生活習慣からLDLコレステロールが高い状態になったのではなく、何かの病気の二次症状として脂質異常症になることがあります。

LDLコレステロールが高い状態を放置しておくと、原因となる病気が命取りになることがあります。

3パターンを詳しく見ていきましょう。



動脈硬化になると


「サイレント・キラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれる動脈硬化は自覚症状がありません。

血管が硬化し、血液の流れが悪くなる状態のことです。

動脈硬化は、平成23年度の厚生労働省の調査によると、日本人の約4人に1人が亡くなる原因となっています。

参照サイト:シオノギ製薬
http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/dyslipidemia.html


動脈硬化に気が付かないと、次のような病気になります。


脳梗塞


脳の血管が詰まることによって酸素や栄養分が脳に行かなくなり、その部分の脳が壊死してしまう病気です。

壊死した脳の部分によって、体の一部麻痺などの運動障害、言語障害、意識障害などが起こります。

壊死してしまった細胞は元に戻らないため、障害は一生治ることがありません。

死亡に至る確率も高い病気です。

このような脳血管疾患は日本人の死亡率の約10%を占めています。


狭心症


動脈硬化が心臓の冠動脈に及んでしまい、心臓を動かす心筋に酸素がいきわたらなくなる状態です。

LDLコレステロールが高い人は、血管内に脂質が付着してしまって血液の流れが細くなってしまいます。

心臓を動かす筋肉に酸素や栄養がいきわたらなくなってしまうので、放置しておくと心筋が壊死してしまい、心筋梗塞の原因になります。


心筋梗塞


狭心症で心筋が壊死してしまった病気です。

心臓を動かすことができなくなるので、激しい胸部痛とともに動悸やめまいが起こり、そのまま死に至ります。

心筋梗塞や狭心症などの心疾患は、日本人の死亡率の約16%を占めています。


間欠性跛行症


神経性のものと血管性のものがあります。

少し歩くだけで足が痛んだりしびれたりして歩けなくなる病気です。

しばらく休んでいると歩けるようになるのが特徴です。

神経性のものはしゃがんだり、椅子に座ることによって回復します。

膝を曲げることによって痛みが緩和される特徴があり、自転車での移動が苦になりません。

動脈硬化が原因で起こるものは血管性のものです。

こちらは逆に膝を曲げた姿勢が悪影響となります。

自転車での移動は症状を起こしてしまうので避けるべきです。

安静にしていれば症状は治まります。

間欠性跛行症自体は大変な病気ではありません。

が、これが起こったということ自体が動脈硬化が進んでいる証拠になります。

脳疾患、心疾患のリスクが上がってしまったということです。



胆石症になると


血液中にLDLコレステロールがたくさんあると、胆汁の中のLDLコレステロール濃度が上がってしまいます。

その結果、胆のうの中や胆管の中で結晶化してしまうのが胆石症です。

放置すると胆道がふさがれて、胆道閉塞の状態になります。

胆汁が排出されなくなりますので、白目や皮膚が黄色くなる黄疸という状態になります。

胆道閉塞は胆のう炎、胆管がんの原因になります。

激痛を伴う症状のため、胆のうを摘出しなければならなくなることもあります。



二次性高脂血症について


続発性高脂血症とも言います。

もともとLDLコレステロールが高いことによっておこる高脂血症ではなく、何らかの病気がもとにあって、その影響でLDLコレステロールの値が高くなってしまっている状態のことです。

LDLコレステロールが高い状態を放置しておくと、原因となった病気の発見が遅れ、重症化してしまうことがあります。


糖尿病


インスリンというホルモンの働きが不足する病気です。

これにより、ブドウ糖をエネルギーとして使えなくなるので、体は細胞内の脂肪を分解してエネルギーとして使います。

ところが細胞内の脂肪を分解したものは、体のエネルギー源として使い切ることができません。

余った脂肪はまた血流にのって肝臓に戻り、そこで中性脂肪やコレステロールとして再合成されて血液中に放出されます。

血液中に分解されないブドウ糖が大量放出される高血糖の状態は、血管壁をもろくします。

血管が破れやすい状態になってしまいますので、脳卒中などの原因になります。

高脂血症の状態と合わせると、血管が破れやすく弾力がなく細い、という三重苦の状態になり、脂肪リスクが増加します。


甲状腺機能低下症


別名『橋本病』とも言います。

甲状腺は、代謝をつかさどるホルモンを産生する臓器です。

その機能が低下することによって、だるい・疲れる・寒がる・毛が抜ける・体重が増える・体温が低下するといった症状が出るようになります。

肝臓へ脂質を蓄える機能も低下してしまうので、余った脂質が血液中に放出されてコレステロール値が上昇します。

女性に多い疾患です。


クッシング症候群


コルチゾールというホルモンが高くなる病気です。

コルチゾールはストレスに対する過剰反応を抑制する働きのあるホルモンで、「抗ストレスホルモン」とも呼ばれています。

副腎そのものに腫瘍ができたり、悪性腫瘍によっておこることがあるので、クッシング症候群自体を放っておくと腫瘍を見逃すことにつながります。

腫瘍とは別に、ステロイドを内服していて起きることもあります。

コルチゾールはステロイドホルモンなので、薬として飲んでも起きる症候群です。


ネフローゼ


腎臓の病気です。

タンパクが尿中に放出されてしまう状態により、血管内に水が保てなくなってしまいます。

血管内から漏れ出た水は、細胞間や臓器にたまり、腹水、胸水、むくみという状態になります。

以上にあげた4つは、元となる病気を治さない限りLDLコレステロール値を下げることは難しいです。

病気を治しつつ、生活習慣を見直すという両方からLDLコレステロール値にアプローチすることが必要です。

LDLコレステロール値が高い状態を放置しておくことは、かなり危険なことです。

健康診断の結果が出たら、必ず医療機関を受診し、被害が拡大しないようにしましょう。

数値が気になる方へおススメの健康食品

サンスター 緑でサラナ

LDLコレステロールを下げる効果があると実験によって認められている、サンスターのトクホ野菜ジュース。


野菜100%で、保存料・食塩・砂糖・香料は一切無添加。野菜不足の方にもピッタリ。


野菜はブロッコリー、キャベツなどの青野菜を8種類にりんごとレモンを加えて栄養バランスを整えてあります。


なるべく自然なかたちでLDLコレステロールを下げたい場合におススメです。

さくらの森きなり

さくらの森の「きなり」は、DHA・EPAはもちろんのこと、クリルオイル、ナットウキナーゼの成分も配合されているサプリメント。


数値が気になる方、魚を食べる機会が少ない方、魚が嫌いな方へおススメです。


いちばんの特徴は、特殊製法によって、DHAサプリにありがちな魚臭さを完全に除去したところ。


オレンジ風味なので、継続して飲みやすいと評判です。


リピート率が92.3%と高いことも支持されている証です。

美健知箋EPA&DHA

サトちゃんのマスコットでおなじみの「サトウ製薬」が開発したサプリメント。


高濃度のEPA&DHAが配合されています。消化吸収を高めるために、小さな粒に加工。


初回はお試ししやすいお値段となっています。

   

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